赤ちゃんの頭の形を改善するヘルメット治療:費用と流れを徹底解説!

alt""

「私の子どもの頭の形は大丈夫かな?」「ヘルメット治療って聞いたことあるけど、どんなことするの?」と言ったお悩みや疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。

娘は生まれた時吸引分娩で、頭が引っ張られた影響で左後頭部が突出していました。最初は特に気にすることもなく、周りの先輩ママからの「自然と治った」の声を信じ、生後4か月頃まで普通に過ごしていました。

ヘルメット治療のきっかけは、3・4か月検診の時に何となく先生に頭の形のことを聞いてみようと思ったことが始まりです。今回は、赤ちゃんの頭の形を改善するヘルメット治療について、実際にかかった費用や流れについて詳しくお伝えします。

まめごまちゃん
まめごまちゃん

この記事でわかること

  • ヘルメット治療に至った経緯
  • ヘルメット装着方法
  • ヘルメット治療の流れと費用
  • ヘルメット治療経過とリスク

ヘルメット治療に至った経緯

始めにお伝えした通り、ヘルメット治療のきっかけは3・4か月検診でした。

まめごまちゃん
まめごまちゃん

娘の頭の形は自然に治るんでしょうか?

医師
医師

医療的には問題ないけど、見た目的に気になるなら一度病院で診てもらった方がいいよ

この検診の時に、病院名なども教えてもらいまずはネットで調べました。自然に治るんだろうと思っていた為内心「ドキッ」としました。

ヘルメット治療は何となく知っていたものの調べてびっくり!こんな高額なんだというのが正直な感想です。その後、出来れば娘の負担にならない方法と費用を抑えられたらと、色々調べてはいたものの中々病院へ行くことが出来ずにいました。

そうこうするうちに、生後5か月後半やっとヘルメット治療専門の病院へとりあえず話だけ聞いて治療が必要かどうかも聞いてみることにしました。

診断結果は、最重度で治療を推奨しますとのことでした。初診は娘と2人で病院へ行き、夫からは「治療が必要なら申し込んできていいよ」と言われていました。しかし、いざ決めるとなると決めきれず持ち帰りました。

結局その翌日夫と話し合い、治療を開始することにしました。最初に医師からは注意点として2つ伝えられました。

  • 治療したからと言って必ず治るとは言えない
  • 治療後は、綺麗なまん丸にはならない

娘の頭の傾きが軽度であればまた違ったのかもしれません。今でこそ「そうだよな。」と冷静に考えられますが、初めて説明を受けた時は驚きでした。

ヘルメット装着方法

ヘルメットの装着方法は、本体にインナーと呼ばれる汗取り帽子のようなものをマジックテープで付けてヘルメットを被ります。

このインナーがあるのと無いのとでは、全然汗の掻き方が違いました。また、ヘルメットの内側は発泡スチロールのためかなり蒸れます

治療開始時は、冬でしたがそれでもびっしょり汗をかいていたので、これからますます暑くなるのでどう対策しようか悩んでいます。

ちなみに、私が通っている病院はヘルメットの種類が3種類あり、その中から柄やサイドのベルトの色を選択しました。

ヘルメット治療の流れと費用

結論からお伝えすると、かかった費用は45万円です。内訳は、スキャン代(頭の傾きなど詳細に知れる)+計6回の診察、ヘルメット調整費用です。

また、装着時間はお風呂の時間以外の23時間が目安で初日2~3時間スタートで徐々に時間を増やしていきます。

装着可能時期は、生後3か月~6か月まででそれ以降だと改善度が期待できないそうです。ヘルメット発注後手元に届くのに約2週間程かかるので、娘はギリギリ間に合いました。

治療の流れは次のようなステップになります。

  1. 初回診察と評価:赤ちゃんの頭の形を詳しく評価し、治療の必要性を判断します。→スキャンではなく別の計測する器具を使用されていました
  2. ヘルメット装着開始:専用のヘルメットを装着し、頭の成長に合わせて調整していきます。
  3. 定期的な診察と調整:ヘルメットの着用状況を確認し、必要に応じて調整を行います。

最初の診察のみヘルメット装着から2週間後に診察。

その後、1か月に1回の診察で計6回です。現在ヘルメット装着後2か月が経過していますが、この短期間でも通常の診察以外で何度も病院へ問い合わせや通院をしました。詳細は次でお伝えしますね。

ヘルメット治療の経過とリスク

ヘルメット治療の経過

現在ヘルメット治療を開始してから約2か月経過しています。結論としては、大幅に頭の形は改善しています。具体的な数値は、下記の通りです。

  • ヘルメット治療開始時:左右差2㎝
  • 検診1回目:左右差1.6㎝
  • 検診2回目:左右差1.2㎝

検診2回目の時に、医師に「左右差は0㎝を目標としたらいいんですよね?」と問うと「0㎝という子は存在しなくて、普通の子でも5mmくらいは左右差があります。目標としていたのは、左右差1㎝だったので改善が早いですね。」とのことでした。

治療をしても効果があるかどうかやってみないと分からなかったので、この短期間での急速な改善度はとても嬉しかったです。あとは、前後の膨らみをもう少し出していけたらとのことでしたので、次回の検診が楽しみです。

下の画像は、治療開始時と1か月後くらいの比較写真です。左がヘルメット治療開始時、右がヘルメット治療開始1か月後です。明らかにまん丸に近づいていて驚きました

ヘルメット治療のリスク

ヘルメット治療をするにあたりずっと付き合っていかなければならないのが、肌荒れです。娘は、元々肌が弱くきっと荒れるだろうなと思っていました。

案の定、装着1日目にして湿疹や赤みがちらほらありました。その後、ぱっと見はそこまで湿疹は出なくなりましたが、とにかく頭は常にサウナ状態の為ヘルメットを外したら痒いようで毎度搔いています。

基本的に、装着時間はお風呂の時間以外の23時間が目安です。蒸れて痒そうな娘を見るのが辛いですが、今しか治療出来ないと思うと付けるしかないのです…。

先にお伝えした通り、診察以外でも問い合わせや通院をした理由はヘルメット装着による赤みのためです。病院は、もちろん対応してくださいますが中々スムーズにはいかず毎週のように通っていたこともあります。

まとめ

今回は、娘のヘルメット治療のリアルな体験談をお伝えしました。

  • ヘルメット治療に至った経緯→3・4か月検診がきっかけで治療することに
  • ヘルメット装着方法→ヘルメット本体にインナーを付けて装着
  • ヘルメット治療の流れと費用→費用は高額、定期的なヘルメット調整と診察がある
  • ヘルメット治療経過とリスク→経過は良好、肌荒れのリスクがある

今このブログを読んでくださっている人は、ヘルメット治療を検討されているのだと思います。私も色々調べました。結論、やってよかったです。

理由としては、長いようで短い半年間頑張ってヘルメット治療をすれば状態は良くなると分かったからです。もちろんやって効果が出ない人もいるようなので一概には言えませんが、少なからず悪くなることはないならやれることはやってあげたいというのが夫と話した結論でした。

少しでも悩んでいる人の参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。

にほんブログ村 子育てブログへ
にほんブログ村
タイトルとURLをコピーしました